身体が知りたがっていること。

日本で唯一のパーソナルフェイストレーナーが美と健康に気付きと発想を提案する

Vol.8 股関節が使えないから背すじが伸びない 膝を曲げろと習う


日常生活やトレーニング時に背すじを伸ばすのが辛いという方がいらっしゃいます。
こういう方はしゃがむ時にお尻が引けず、膝がつま先より前に出てしまいがちです。

『お尻を引く』
トレーニングでスクワット時やスポーツの現場で聞こえてくるこのフレーズ
これって意外ときちんとできない方が実は多いと感じます。
引こうと思っても背中が丸まっていたり、肩がすくんでしまったりする方も見受けられます。
これはトレーナーや指導者の説明が足りないという問題があることも少なくありません。
そもそも、『お尻を引く』なんていう動作は解剖学的には存在しません。
あくまで見た目の話になってしまい、それぞれの感覚の部分が大きく、出来るできないに個人差が強く出ます。
特に日本人は、学生の頃に部活で膝を曲げろと習うからか、もしくは正座の文化からか、
しゃがむ時にお尻を引けず、膝が前に出るため太ももの前がモリッと太く背中も丸くなりがちです。
(伝統芸能者の正座や力士の四股の時は背筋がピッと伸びていますが、現代は。。)

表現を正確に伝えるためには
『○○に対して○○を近づける』と具体的に表現するべきだと思います。この場合は、
背すじを伸ばしたまま太ももに対して骨盤を近づける。(骨盤を前方回旋させる)→結果お尻が引けてるように見える。
と言葉にワンクッション入れることが大切だと僕は思います。

このとき使う筋肉が、強靭な筋肉
『腸腰筋』です。
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腸腰筋が働くことで、
骨盤がニュートラルとなり背骨や頭もニュートラルポジションにおくことできるように筋肉が作用するようになります。
実はこの腸腰筋。日本人はあまり発達していなく。。
黒人は日本人の3倍の断面積があるそうです。(Wikipediaより)
トレーナーの学生時代に講師からは
黒人は白人の7倍筋力が強いとも聞いたことがあります。
陸上短距離で日本人がなかなか結果が出せない理由の一つです。。
海外に行くと姿勢のいい日本人はゲイに見られると聞いたことがあります。
(それほど日本人は姿勢が悪いという世界認識なのでしょう)


日本人のアスリートに比べて、マイケルジョーダンなどNBAの選手は膝を曲げずに腰が高いのは、
膝ではなく腸腰筋の股関節で動いている証拠です。またこちらの方が背すじも伸びています。
日本人は逆に指導されていることが多いですね。
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(引用はこちらから)

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しかし、、
NBA選手は上記の日本人NGフォームで常にいます。。それはこっちの方が腸腰筋が働いて動きやすく、体幹が安定するからです。
腸腰筋が働かず骨盤や腰が後ろに倒れている状態で、背すじを伸ばそうとすると背中や肩が過度に緊張し、長時間持たず、
肩こりや顔のたるみにつながります。(この辺はまたいずれ)
まずは太ももに対して骨盤を近づけて腸腰筋を使い、背すじを上に伸ばせるようになりましょう。


建築物は土台がすべて。
表現を変えれば見え方が変わる。

Personal Face Trainer
-木村祐介-